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再生可能エネルギー

2020/11/26
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 けんた:アメリカの次期大統領として当選が確実とされているジョー・バイデン氏は、地球温暖化対策に積極的なようですね。その影響で「再生可能エネルギー」への関心が高まっていると聞きましたが、どういうものなのでしょうか?

 熱血先生:再生可能エネルギーは、資源を消費せずに継続的に利用が可能なエネルギー、つまり、資源が枯渇することのないエネルギーのことだよ。例えば、身の回りでよく使われているエネルギー資源に石油や石炭があるけど、これらは有限で永遠に掘り続けられるものではないんだ。だから、このままずっと莫大な量を使い続けていたら、やがてなくなってしまうと考えられている。一方で、再生可能エネルギーは太陽光や風力、水力などの自然資源の力を使ってエネルギーを作り出す方法なんだ。だから、枯渇することがなく、いくら使い続けてもなくなってしまう心配はないよ。

 けんた:それだと安心できますね。

 熱血先生:ほかにもメリットがあるよ。今、地球の温暖化による環境破壊が世界中の心配事になっているけど、この温暖化というのは、「温室効果ガス」が主な原因と言われている。温室効果ガスは、石油や石炭などを燃焼させてエネルギーを作り出す段階でも排出されるものなんだ。それに対して、再生可能エネルギーは、自然資源を使って作り出す仕組みなので、温室効果ガスを発生させずに済むんだよ。だから、「クリーンエネルギー」とも呼ばれているんだ。

 けんた:地球温暖化を食い止めることができるのは、大きなメリットだなあ。

 熱血先生:あとは、「どこでも作れる」というのもポイントだね。石油や石炭とかだと、どこからでも出てくるわけではなく、特定の場所からでないと掘ることができないんだ。でも、太陽光や風力など自然の力を使うエネルギーは、設備さえ作れば、どこでも作り出すことができる。例えば、僕たちの生活の中でも「太陽光パネル」というものを建物の屋根などに取り付けると、太陽光を使ってエネルギーを作り出すことができるよ。

 しょうこ:一般の家庭の屋根に取り付けて、自家発電をしているところをよく見かけますが、その方法なら、節約にもつながりますね。

 熱血先生:再生可能エネルギーは、太陽光、風力、水力のほかに、地熱やバイオマスなども役立てられているよ。地熱は地下の熱を使うもので、日本には多くの活火山があるから、地下に熱(蒸気)を蓄えている地熱地帯がたくさんある。これらの地熱エネルギーによって、地下にたまった蒸気を取り出してタービンを回すと発電される仕組みだよ。バイオマスは、動物の糞尿や植物などの生物資源をもとに、これを燃焼させたりガス化させたりすることで発電できるものなんだ。

 けんた:再生可能エネルギーはメリットが多いのだから、もっとどんどん使われて欲しいですね。

 熱血先生:その通りだね。ただ今のところ、再生可能エネルギーを使用するためのハードルには、その設備や機器の導入にお金と時間がかかることがあるんだ。以前に比べると、技術の進歩でだいぶ改善されてきているけどね。そういう意味では、バイデン氏はこの分野に大きな資金を投入することを表明しているから、今後、アメリカをはじめとして日本でも大きな躍進がみられることが期待されているよ。

 しょうこ:世界中で普及が進んで、技術も向上して、どんどん再生可能エネルギーが身近なものになっていくといいですね。

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