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20年ぶりにお札のデザインが変わる!

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 しょうこ:お札のデザインが変わるんですね。5年後の2024年からみたいですが、どうして新しくする必要があるのですか?

 熱血先生:そうだね。前回お札が変わったのは2004年だから、しょうこちゃんたちにとっては初めてのことだよね。印刷の技術はどんどん進歩していて、お札が偽造されないように、これまでも20年おきくらいに新しい偽造防止技術などを加えて、デザインを変えているようだよ。

 けんた:デザインが変わったら、古いお札は使えなくなってしまうのかな?

 熱血先生:そんなことはないから大丈夫だよ。 新デザインのお札が登場した後は、銀行のATMで引き出したり、両替をしてもらったりする時に、新しいお札を受け取ることで徐々に世の中に流通していくんだ。しばらくは両方を使いながら、何年かかけて新しいお札に入れ替わっていくことになるよ。

 しょうこ:ところで、今まであまり考えたことがなかったのですが、お札ってどこで作られているんですか?

 熱血先生:お札を発行しているのは日本銀行だけど、作るのに特別な技術が必要で、国立印刷局というところで作っているよ。特にお札は金額が大きいから簡単に偽造できないように、高度な技術が用いられているんだ。
例えば、お札を明るい所にかざしてみると透けて模様が見える「透かし」とか、傾けると文字の色が変わる技術とか、様々な工夫が凝らされている。万が一偽造されてもこれらの技術によって容易に偽造券が発見できたり、コピー機などを使った偽造券の作成を難しくしたりしているんだ。国立印刷局のウェブサイトに詳しく紹介されていて、昔のお札と比べてどんどん精密になっているのがわかるよ。

 けんた:へえ~、そんなに凝った技術が使われているんですね。早く国立印刷局のウェブサイトをチェックしてみたいです。

 しょうこ:ただ、いろいろ工夫されていても、お札は紙だから、破れたり傷んだりすることもありますよね。

 熱血先生:日本銀行によると、お札にも平均寿命があるみたいだよ。1万円札だと4~5年くらい。5000円札や1000円札は使う頻度が多いので、もっと傷みやすくて1~2年くらいとされているね。寿命が来て流通に適さなくなったお札は、日本銀行の本店や支店において細かく裁断されて住宅用建材や固形燃料、トイレットペーパーなどにリサイクルされるほか、一般廃棄物として焼却処分されるそうだ。

 けんた:なるほど。こんなふうに活用・処分されるのですね。もし、自分で使っているうちに、破れてしまった場合は交換してもらえるのですか?

 熱血先生:銀行の窓口や、日本銀行に持っていくと新しいものに変えてもらえるよ。基準としては、お札の面積の3分の2以上が残っていれば、同じ金額のもの。3分の2未満で5分の2以上が残っていれば、半額のものと交換してもらえるようだよ。
だけど、あまりにもボロボロになってしまった場合は身分証明書を提示したり、交換に時間がかかったりすることがあるみたいだよ。だからというわけではないけれど、そもそもお金は大事に扱うようにしないといけないよね。

 しょうこ:日本のお金はいろいろな技術に支えられて、時代の移り変わりとともに進化して長い歴史の中で使われ続けてきたのですね。5年後にまた新しい歴史が刻まれるのが楽しみになってきました。

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