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元号が5月1日から変わる

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 けんた:いよいよ平成から新しい元号になるのですね。自分にとっては初めてのことだから、なんだかドキドキします。

 熱血先生:前回、昭和から平成に変わったのは今から30年前だね。当時はちょうど「バブル経済」と呼ばれて、景気や株価が上昇している時期だったんだ。そういう背景もあって、平成という新しい時代の始まりへの期待感が高まっていたようだね。引き続き株式市場も活況だったよ。

 しょうこ:今回もそうなるといいですね。

 熱血先生:元号が変わると、例えば前回は「昭和」と記載された公文書や印刷物などを「平成」に刷り直す必要があったから、印刷業界とかは需要拡大が見込まれて株価が上がっていたね。あとは、娯楽関連とか、情報通信システムといった業界が盛り上がって、株式市場全体に勢いがあったと聞いているよ。今回は10連休も予定されているし、旅行する人も増えそうだね。消費が後押しされ、プラスの影響を受ける業界も少なくないんじゃないかな。

 けんた:歴史的な出来事だと思うから、関連したイベントや商品なども多くありそうですね。ところで、元号って、いつから、どうして設けられているんでしょう?

 熱血先生:元号とは、特定の年代につけられる称号のことで、年号とも言われるね。歴史で「大化の改新」を習ったと思うけど、その時に名付けられた「大化」という元号が日本最古とされているよ。現在の平成は247番目の元号となる。もともと元号とは、「中国で、天子(王)が人民と土地を統治するだけでなく、人々の『時』も支配する」と考えられたことからできた制度のようだ。日本はその影響を大きく受けているみたいだね。その中国では、紀元前140年、前漢の武帝が定めた「建元」というのが最初の年号とされているよ。

 しょうこ:ということは、元号には1300年以上もの歴史があるのですね。その元号は、どんな場合に変わるのでしょうか?

 熱血先生:昭和54年(1979年)に日本の元号について定める「元号法」が制定されたんだけど、それによると、「元号は皇位の継承があった場合に限り改める」とあるよ。明治までは慶事や疫病、災害が起きた度に変えることがあったみたいだけど、それ以降は「一世一元」制が採用されて、新しい天皇の即位に合わせて変えることになっているね。

 けんた:なるほど。

 熱血先生:今の平成も30年、昭和も63年とかなり長く続いたけど、過去の元号の使用期間は5年未満が全体の7割を占めていて、かなり頻繁に元号が変えられていたみたいだね。

 しょうこ:確かに、歴史の教科書にもいろいろ出てきて覚えきれないくらいですもんね。新しい元号の発表は目前だけど、どんな名前になるのでしょう?

 熱血先生:そうだね。どんな元号になるか、とても楽しみだね。

 けんた:何だか身が引き締まる思いがするなあ。

 熱血先生:元号が変わると、新しいスタートという機運が高まって、人々の意識も変わりそうだ。これで経済も活気づいていくといいよね。

 しょうこ:今、「平成」関連グッズが改めて注目されたりしているようですが、新しい元号に因んだ、私たちが想像もつかないようなビジネスが生まれる、なんてこともあるかもしれないですね。これから世の中がどのように動いていくのか注目ですね。

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