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株式の売買単位を100株に統一

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 けんた:お父さんが「株式投資の売買単位が統一されて、投資家にとってよりわかりやすい環境になった」と話していました。

 熱血先生:その通りだよ。10月1日から株式を買う際の最低単位が100株に統一されたんだ。先生も株式投資をしているけど、わかりやすくなってうれしいよ。

 けんた:株式を買う最低単位って、どういうことですか? 1株単位では買えないんですか?

 熱血先生:基本的には100株からということになるね。証券会社によっては、100株単位でなくても買える独自のサービスを提供しているところもあるけれど、証券取引所での株式の売買単位は100株と決まっているんだ。実は2007年時点では売買単位が8種類あったんだ。でも2014年から100株と1000株の2種類にまで絞られて、そしてようやく今年10月、100株単位に一本化されたというわけさ。

 しょうこ:8種類?10年前はそんなにたくさん種類があったんですね。

 熱血先生:売買単位が8種類もあったときは、投資家は売買する際にどうしていたのか。2人は株式相場表を見たことはあるかな?見ていくと会社名の左横にアルファベットがついているものと、何もついていないものがあるんだ。この印は、売買単位を示していて、アルファベットがついていない(無印)ものと「A」は100株単位だよ。他に、例えば「K」は1000株、「B」は1株、「C」は10株、「D」は50株単位であることを示しているんだ。これを1社1社確認しなければならなかったんだね。

 しょうこ:たしかに、売買単位が揃っていないと混乱してしまいそう……。

 熱血先生:そうだね。売買単位が複数あると、投資家は会社ごとにそれぞれ売買単位を確認してから購入しなければならないから注文をする時に手間がかかってしまったんじゃないかな。

 しょうこ:でも会社ごとの売買単位が一本化されても、買う時の金額は、やっぱりまちまちなんですよね?

 熱血先生:いい質問だね。その通りだよ。1株当たりの株価は日々刻々と動いているし、その水準は会社ごとに違うからね。単位は同じ100株でも、数万円で買えるものもあれば、数十万円出さないと買えないものもあるんだよ。

 けんた:数十万円!それは大変だ。

 熱血先生:それでも株式の売買単位が100株に揃ったことで投資家にとってより分かりやすく、売買がしやすい環境になったんだ。それと、以前1000株単位だった会社の多くは100株単位になることで最低投資金額が下がったのも投資家にとっては嬉しいね。でも株価はもちろん会社によって異なるから、気になる会社を是非チェックしてみよう。

 けんた:これを機会に、もっと投資をしようという人が増えるといいですね。

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