ホーム明快◎けいざいニュース>人々の生活を便利にする「IoT」

明快◎けいざいニュース

人々の生活を便利にする「IoT」

イメージ

 けんた:熱血先生、最近「アイオーティー」という言葉をよく聞きますが、どういう意味ですか?

 熱血先生:「アイオーティー」は「IoT」と書くんだけど、「インターネット・オブ・シングス」の略称なんだ。つまり、「モノのインターネット」という意味だよ。全てのモノがインターネットにつながって情報管理されて、遠くから操作したり、様々な分析をしたりできるように役立てられるっていうイメージだね。インターネットを使って外出先から自宅の家電を操作するサービスは何年も前に既に開発されていたんだけれど、インターネット技術の進歩によって、最近では家電だけでなく様々なモノにつないで、遠隔操作や情報処理ができるように発展しつつあるんだよ。

 けんた:なるほど。具体的にどんなものがあるのでしょう?

 熱血先生:エアコンやお風呂のお湯を沸かすスイッチを入れることができるのは知っているよね。他にも、日常的に使うポットがインターネットにつながっていて、例えば、離れて暮らすおじいちゃんおばあちゃんがそれを使ったかどうかの情報を家族が日々キャッチできれば、元気で生活している様子がわかって安心できるよね。すでにそういうポットもあるんだよ。

 しょうこ:それは便利ですね。

 熱血先生:他には、スポーツ選手が使うテニスラケットなどの道具とネットをつないで、その振動などから選手のフォームの癖を把握して技術向上につなげたり、腕時計のようなセンサーで細胞内の成分から食事での摂取カロリーを算出して健康管理に役立てたり、いろいろあるよ。農業の分野では土壌の状態に合わせて自動的に水やりをしてくれる園芸機器とか、気象状況の変化などから災害の危険性をいち早く察知して、災害防止に貢献できるものもあるよ。

 けんた:僕たちの生活もぐっと便利になりますね。どんな未来になるんだろう?

 熱血先生:そうだね。あらゆるモノがネットにつながるということは、そのモノを操作するだけじゃなく、そこからさまざまな情報を集められるということでもある。そうやって集めた情報を、例えばAI(人工知能)に分析させることで、これまでになかった新しいモノやサービスが生まれて、経済の発展や社会的な課題が解決されるかもしれないね。
ただ、一方で注意するべき点もある。最近、個人情報が流出したというニュースもよく聞くけれど、さまざまなものがインターネットでつながれてしまうと、そういった危険性も高まるといえるね。

 しょうこ:確かに。より多くの情報が飛び交うことになりますもんね。

 熱血先生:セキュリティの管理はモノやサービスを提供する側もそうだけど、それを利用する側も気を付けないといけないよね。あと、便利になりすぎて、それに頼りすぎると、システム障害とかが起こった時に何もできなくなってしまい、かえって混乱する可能性もある。

 けんた:つい便利さに注目しがちですが、危険性や課題にも目を向ける必要があるんですね。

 しょうこ:上手に役立てて、よりよい未来をつくっていけるといいですね。

イメージ