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戌年の株式相場は「戌笑う」

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 けんた:昨年は株式相場の調子がよかったので、お父さんの会社の株価も上がっているようです。

 熱血先生:うん。株式市場の平均的な動きを示す「日経平均株価」は2017年の11月には26年ぶりの高値を付けたと話題になったね。今のところ、2018年も引き続き好調な動きをするだろうと見ている専門家は多くて、期待されているよ。

 けんた:26年ぶりというのはすごいなあ。

 熱血先生:それから18年の干支は戌年なんだけど、日本の株式市場では昔から言われている格言があって、戌年は「戌笑う」の年とされているんだよ。

 しょうこ:犬が笑うってどんなことですか?

 熱血先生:干支の年ごとに相場の傾向があると考えられていて、戌年は株式市場では笑いたくなるようないい年だと見られているんだね。

 けんた:実際、これまでの戌年はいつも好調だったのですか?

 熱血先生:過去の実績を見ると戌年だけが目立って大きく上昇したわけではないけど、成績としてはまずまず、といった見方がされているね。ちなみに戌年は、申年、酉年の後に続くんだけど、申年と酉年は「申・酉騒ぐ」と言われて、相場が騒がしく動く年、と言われているよ。

 しょうこ:面白いですね。

 熱血先生:先生の実感としては、2016年の申年も2017年の酉年も株価が大きく変動して、まさに騒ぐ年だった印象があるよ。特に2017年の後半は大きく株価が上がって、いい意味で騒がしい年になったよね。だからこの流れを引き継いで、2018年の戌年は本当に「笑う」にふさわしい年になるような気がするんだよ。

 けんた:それは期待してしまいますね。

 熱血先生:実際に、2018年の日本企業の業績も好調が見込まれているよ。証券会社による業績見通しでは、2018年も増益が続くようなんだ。日本の株式市場に大きな影響を与えるアメリカの経済も、現在は好調が続いているしね。

 けんた:確かに、お父さんも会社の業績が好調だと張り切っていました。

 熱血先生:会社の業績が好調ならば、従業員の給料のアップも期待できるよね。そうなると、消費者の財布のひもも緩んで、多くの人が積極的に買い物をするんじゃないかと期待もされている。消費拡大の動きが本格化すれば、内需企業といって、国内向けにサービスを展開する会社がより好調になるものと考えられているよ。

 けんた:そういうことかぁ。

 熱血先生:日本に訪れる外国人の観光客も増えているから、このことも追い風になりそうだね。

 しょうこ:日本で頑張っている会社の調子がいいと、頼もしいですね。

 熱血先生:それから、こじつけかも知れないけれど、戌年ということで、ベビー関連のサービスを展開する会社に注目する人も多いようだよ。犬は一度にたくさんの子供を産むのに加えてお産が軽く済むことから、戌年にあやかって安産祈願をする人が多いとされている。それで、ベビー関連を思い浮かべるみたいだね。

 けんた:それは面白いですね。

 熱血先生:会社の業績が好調で、株式市場で笑う年になって、消費者も積極的に消費をすれば、物の値段が下がり続けるデフレ経済からも脱却できるかもしれない。そう楽しみにしながら戌年の相場に注目していこうと思っているよ。

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