明快◎けいざいニュース

フィンテックの発展で金融サービスがますます便利に

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しょうこ:先日、親戚のおばさんにすごい家計簿を見せてもらいました。お店で買い物した時にもらうレシートをスマートフォンで撮影すると、その内容がそのまま家計簿に反映されるんです。

熱血先生:そうみたいだね。レシートの数字をそのままデータとして取り込むだけじゃなく、収支の計算も自動でやってくれるんだね。家計簿をつけるのって、細かくやろうとすると結構大変なんだけど、最近はIT(情報技術)を使って、金融機関等と連携することで、お金の出入りまで簡単に管理できるようになってきたようだ。

けんた:それはすごいですね。

熱血先生:家計簿だけじゃないよ。ITは様々な分野で発展を遂げていて、家計や金融の分野でもいろいろな進化をもたらしている。「フィンテック」っていう言葉を聞いたことはあるかな?

けんた:聞いたことはあるような……。

熱血先生:フィンテックは「ファイナンス(Finance)=金融」と「テクノロジー(Technology)=技術」の2つの単語を合わせた造語で、2000年前半くらいから使われ始めた言葉だよ。新聞とかで取り上げ始められて注目され出したのはこの数年だけどね。

けんた:金融と技術が一緒になるという意味ですか?

熱血先生:うん。金融と情報技術の融合といったところかな。ITを駆使した金融サービスが続々と登場しているよ。身近な例としては、買い物の際に、お店で専用の機械にスマホをかざすと、現金を持っていなくても買い物ができるっていうサービスもあるよね。

しょうこ:それもIT技術を生かしたサービスなのですね。

熱血先生:それから銀行に行かなくても、スマホの操作だけでお金を送れるのもその1つだよ。これは先生も役立てている。あとは「仮想通貨」といって、ネットの中で不特定多数の人たちと物やサービスを取引した時に、支払いの手段として使える専用の通貨も生まれてきているよ。
その他、企業がビジネスで役立てるサービスもフィンテックでいろいろ進化しているよ。人工知能という言葉を知っているかな?「AI」とも言われていて、これも最近になって注目されて始めているね。

しょうこ:ニュースで聞いたことがあります。

熱血先生:AIとは、本来人間の脳で考えたり判断したりする知的行動をコンピューター(ロボットなど)に行わせるという技術なんだけど、これも金融の分野で様々なサービスを生んでいる。例えば資産運用のアドバイスをもらうこととか、住宅ローンや保険商品を選ぶ際もロボットに手助けしてもらうことができるんだ。この流れもフィンテックの発展の1つと言えるね。

しょうこ:それは面白いですね。

熱血先生:最近では、大量のデータを素早く分析できるというAIの特徴を生かして、資金の貸し手と借り手を結びつける、融資の仲介サービスを行う会社もあるんだ。

けんた:これからも様々なサービスが出てきそうですね。わくわくするなあ。

熱血先生:コンピューターにどこまで任せられるのか、セキュリティは大丈夫なのか、気を付けておくべきところはあるけれど、進化したサービスを上手に活用していきたいね。進歩の様子はしっかり見ていく必要がありそうだね。

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