明快◎けいざいニュース

2016年に予定される主なイベント

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けんた: 新しい年が明けて、1カ月ですね。「年初から株式市場が大荒れだ」とお父さんが心配していましたが、今年2016年はどんな年になるのでしょう?

熱血先生:干支を使ってその年の株式相場の特徴を表す格言では、「申酉(さるとり)騒ぐ」と言われているよ。だから申年の今年は「変動が大きい年」と考える人も多いようだ。確かに株式市場は年初から大きな動きが出ているけど、先生は、今年は大きなイベントがたくさんあって、それらが景気の刺激になってくれることを期待しているよ。

しょうこ:イベントとは、例えばどんなことでしょう?

熱血先生:目先では3月に予定されている北海道新幹線の開業だね。去年は北陸新幹線が開業して金沢など北陸地域に足を運ぶ人がぐっと増えたよね。だから、今年は東北や北海道が一層注目されるようになりそうだ。最近は日本を訪れる外国人の観光客も増えているけど、そうした人たちが日本の北から南まで、行き来しやすくなるのはいいことだよね。

しょうこ:確かにそうですね。

熱血先生: 4月からは「ジュニアNISA」も始まるよ。

けんた:NISAはこの間教えてもらいましたね。(*2016.1.4掲載のニュース参照)

熱血先生:同じ4月から始まる「電力の自由化」も注目されている。これまで、一般の家庭では普段使う電気を供給する電力会社を自由に選ぶことができなかったけど、4月からはそれが可能になるんだよ。

しょうこ:するとどうなるのでしょう?

熱血先生:例えば、携帯電話やインターネットの通信サービスを提供する会社は、たくさんのお客さんに自分の会社のサービスを利用してもらうため、魅力的なサービスや安い料金プランを続々と出しているよね。電力会社も自由に選べるようになると、同じように、電力を扱う会社がいくつか登場してきて、様々なサービスを展開するようになるだろうね。すでに名乗りを上げているところも何社かあるよ。

けんた:なるほど。こちらも新しいサービスなどをきっかけに、経済が盛り上がるといいですね。

熱血先生:後は選挙だ。7月には日本では3年に1度の参議院選挙、アメリカでは11月に4年に1度の大統領選挙が迫っているよ。選挙前には、選挙を有利に運ぶために景気を良くする対策が打ち出されることが期待される。日本もアメリカも、今は景気を後退させないための大事な時期だと思うから、これから出てくる対策に注目が集まるね。

しょうこ:日本ももちろんですが、特にアメリカは大統領を選ぶ選挙なのですね。世界的にもかなり大きな話題になりそうですね。

熱血先生:そうだね。この他にも世界的にも大きなイベントとして、8月にブラジル・リオデジャネイロでオリンピック(五輪)が開催されるね。特に日本では、次回2020年に東京で行われる五輪のことも大きく意識されると思うよ。だから、関連行事が行われるなど、いつもの五輪とは違った盛り上がりが起こるかもしれないよ。

けんた:それも経済によい影響をもたらすといいですね。

熱血先生:一方、どうなるか不安に思っているのは、年内に決定される消費増税の行方だね。今のところ2017年4月に消費税は10%に引き上げられる予定だけど、その最終決定が年内に行われる。この影響がどうなるかは先生も想像しにくいな。この先どんな動きが出てくるか、しっかり見て行かないといけないね。

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