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株式投資の様々な格言

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しょうこ:お父さんが株式投資には格言がたくさんあると言っていましたがどんなものがあるのですか?

熱血先生:先人たちが経験した数々の成功や失敗をもとに言い伝えられる格言は、投資でもためになるものが多いよ。先生が参考にしているものの1つに「麦わら帽子は冬に買え」という言葉がある。

けんた:麦わら帽子? 本来は暑くて日差しが強い夏にかぶるものですよね?

熱血先生:その通りだね。でも、反対に寒い冬には使いたいという人は少なくなるよ。商品の人気がなくなれば値段も下がりやすくなるから、不人気の時期を狙って買っておくのがいいという教えだよ。そしていずれ暑い夏がやってくれば、再び麦わら帽子をほしい人が増えてきて価格が上がることが予想される。この時に売れば大きく儲かるという考えを表しているね。

けんた:そういうことなのですね。

熱血先生:投資をする際も、誰も見向きもしない安い時期に買っておいて、大勢の人の注目を集め出して株価が高くなったところで売るのが成功の秘訣だと説いているよ。
例えば、暑い夏にはビールがよく売れてビール会社の売り上げが好調になる。すると株価上昇も期待できるけど、「先回りして寒い冬の時期からその会社の株を買っておくとチャンスが大きい」と、投資に応用することができるよ。

しょうこ:面白いですね。

熱血先生:これと少し似ているものでは「人の行く裏に道あり 花の山」というものもある。これは「他の人がなかなかしないことをしたり、他の人と反対の行動をとったりするとうまくいく場合が多い」という教えだよ。

けんた:株式投資以外の場面でも参考になりそうですね。

熱血先生:これは、海外でも同じような意味の格言があるんだよ。ニューヨークの金融街では「Buy when others sell, Sell when others buy.( 人が売る時に買い、人が買う時には売れ)」と言ったりしているようだ。

しょうこ:英語だとよりストレートな表現になるのですね。

熱血先生:他にも海外には日本と似たような意味を持つ格言がたくさんあるね。あと、格言とはちょっと違うけど、投資では「ブル(Bull)」「ベア(Bear)」とか、特別な言い回しもあることを知っておくと面白いよ。これは相場が「強気」か「弱気」かを示す言葉だね。

けんた:ブルは牛で、ベアは熊ですか?

熱血先生:そうだね。ブルは「強気」の相場、つまり相場が上昇していることを意味するよ。雄牛が角を下から上へ突き上げる仕草からそう呼ばれている。一方のベアは「弱気」で、相場が下落していることを表すね。熊が前足を振り下ろす仕草、あるいは背中を丸めている姿が下落を連想させるようだ。

しょうこ:わかりやすい表現ですね。

熱血先生:これらは商品の名前にも出てくることが多くて、強気相場の時に利益が狙える「ブル型の投資信託」、弱気相場の時に利益が出るように設計されている「ベア型の投資信託」というような商品も実際にあるんだよ。

しょうこ:初めて知りました。

熱血先生:ちなみにブル・ベアが出てくる海外の格言には「Bulls make money. Bears make money.Hogs get slaughtered.」というユニークなものがある。

けんた:Hogは豚ですか?

熱血先生:もともとHogは「豚」、slaughterは「食肉処理する」という意味なんだけど、この場合は「欲張りな人は儲からない」と解釈されるようだね。つまり「ブル=強気の上昇相場で儲ける戦略を取る人」でも「ベア=弱気の下落相場で儲ける戦略を取る人」でも、儲けるチャンスはあるけれど、欲張りな人「Hog」は儲けるチャンスはないと皮肉っている言葉だね。

けんた&しょうこ:面白いですね。もっと調べてみれば、投資に役立つヒントがたくさん見つかりそうですね。

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