明快◎けいざいニュース

コンビニコーヒー登場で、サービスに変化

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けんた:最近、「仕事の合間にコンビニエンスストアのコーヒーを飲むのが楽しみだ」って、お父さんがよく話しています。100円だけど、結構おいしいみたいですね。

熱血先生:先生も大好きだよ。手軽に、入れたての本格的なコーヒーが飲めて、特に社会人には人気があるみたいだよ。

しょうこ:安くておいしい、っていうのが人気の理由なんでしょうか?

熱血先生:そうだと思うよ。ちょっと前までは、仕事の合間にコーヒーを飲むとしたら、自動販売機やコンビニで缶コーヒーを買うのが主流だった。もちろんコーヒーショップや喫茶店に行ったりすることもあるけれど、時間やお金もかかるからそんなにしょっちゅうは行けないよね。

しょうこ:確かにそうですね。

熱血先生:ところが、コンビニが入れたてのコーヒーを提供し始めて、ちょっとコーヒーを取り巻く環境が変わってきた。缶コーヒーとほぼ同じ金額の100円程度で、気軽に本格的なコーヒーが飲めるようになって、先生も初めはビックリしたよ。

けんた:どこのコンビニでも飲めるんですか。

熱血先生:入れたてコーヒーは、セブン・イレブンが最初に展開したんだけど、それが好評で、2013年には他のコンビニも次々と導入するようになった。コーヒーを買うついでに食べ物も買うお客さんが増えて、売り上げを伸ばすコンビニが増えてきたんだ。

しょうこ:それにしても、コンビニのコーヒーがそんなに人気が出ると、これまで主流だった缶コーヒーやコーヒーショップの売り上げに影響が出たりしないのでしょうか?

熱血先生:確かに影響は出ているね。新聞では、「コーヒー戦争」と例えていた記事もあったね。コンビニコーヒーの売り上げが拡大する一方で、特に缶コーヒーの売り上げは減少傾向のようだ。

けんた:やっぱり、そうなのか。

熱血先生:缶コーヒーの販売を通信販売だけに絞ることに決めた会社もあるよ。それから前向きにコンビニと協力して、共同企画商品の開発に乗り出したところもあるね。缶コーヒーに、コーヒーメーカーとコンビニの両方の名前がロゴとして入った新しい商品も登場し始めたよ。

けんた:コンビニが商品を販売するだけでなく、商品のブランドにも影響を与えるような力をもってきているんですね。

熱血先生:他には、健康によいとされる「特定保健用食品」、いわゆる「トクホ」に指定された缶コーヒーの販売を始めたり、さらに味のよい商品を開発して「プレミアム缶コーヒー」として売り出したりと、独自の価値を提供する工夫をし始めているようだね。

しょうこ:これから、コーヒーショップなどはどうなっていくのでしょう?

熱血先生:コーヒーショップを運営する会社などは、コンビニコーヒーというライバルが出現しながらも、いろいろと工夫をして売り上げを伸ばしているところが多いよ。例えば、食事をする目的のお客さんにも来てもらえるように、コーヒー以外のメニューを充実させたりね。こうした会社はファミリーレストラン代わりに利用してもらうことを狙っているようだ。

しょうこ:それもいい方法ですね。

熱血先生:それから、都市部だけでなく、郊外にお店を積極的に出す会社も増えているよ。郊外で広めの店舗を構えて、「くつろげる空間」としてお店を利用してもらうことを目的としているようだ。車に乗ったまま商品を持ち帰ることができる「ドライブスルー」という方式も取り入れて、ドライバー向けに利便性を高めたりしているところもあるね。

けんた:売り上げを伸ばすために、いろいろな工夫がされて面白いですね。コーヒーに限らず、これから先、私たちの生活を豊かにしてくれる、どんな新しいサービスが出てくるのか、楽しみです。

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