明快◎けいざいニュース

ふるさと納税

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けんた:インターネットのニュースで「ふるさと納税」をする人が増えているという記事を読みました。「ふるさと納税」ってなんですか?

熱血先生:ふるさと納税というのは、自治体への寄附金のことなんだ。寄附をすると、自分が払う税金の負担を少なくできるという制度だよ。先生も数年前からはじめているよ。

けんた:税金を払うんじゃなくて、寄附をするんですか?

熱血先生:そうだよ。納税という名前がついているから税金を払うイメージがあるかもしれないけど、実際は寄附をすることなんだ。だから「ふるさと寄附金」とも呼ばれているよ。

しょうこ:名前も親しみやすくて、面白いですね。

熱血先生:生まれ育ったふるさとを離れて、都心に就職して、就職をした先の地域で税金を納める人は多いよね。でも、例えば、その一部を生まれ故郷に寄附金として還元すれば、そのお金を地方の活性化に役立てられるというのが、もともとの目的だよ。

けんた:税金を払う人が都心に集中してしまうと、地方の自治体は困ってしまいますよね。地方の自治体にふるさと納税をする人が増えると、地方の人も嬉しいわけですね。

熱血先生:その通りだよ。

けんた:でも確か、先生の出身は東京都ですよね?

熱血先生:うん、そうだ。だけどね、このふるさと納税は、自分の出身地だけでなく、自分が好きな「ふるさと」の自治体に寄附することもできるんだ。例えば、旅行をして気に入った地域とか、学生時代を過ごした地域とかね。また、自治体によっては、寄附金をまちづくりやスポーツ、文化の発展に役立てるといった使い方を選ぶこともできるんだよ。

しょうこ:寄附をする自治体や寄附金の使い道も選べるんですね。でも、最近ふるさと納税をする人が増えているのはどうしてかしら。

熱血先生:ふるさと納税にはいろいろメリットがあるから、それに関心を持つ人が増えているんだと思うよ。

けんた:メリットというのは、先生が最初に話していた、税金の負担を少なくできるということですか?

熱血先生:それも一つだね。
あと、ふるさと納税の大きな魅力として、寄附をした自治体から、その地域の特産物を送ってもらえるケースもあるんだ。内容は自治体によって違うけど、例えば、お米とか、野菜や果物、蟹や牛肉など、いろいろなものがあって、なかには寄附金額を上回る価値の品物がもらえることもある。だから、積極的にいろいろな自治体に寄附をする人も増えているよ。ふるさと納税は、同時に複数の自治体に行うこともできるからね。

けんた:ふるさと納税が活発に行われるのは、国にとっていいことなのですか?

熱血先生:いいことだと思うよ。都心だけでなく、同時に地方も活性化していく必要があるからね。国も、税金が安くなる寄附金の上限額をこれまで以上に引き上げたり、手続きを簡単にしたり、より活発にふるさと納税が行われるよう取り組みを進める姿勢だよ。

しょうこ:そうなんですね。うちの親はふるさと納税のこと知ってるかなあ。今度話してみよう。

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