明快◎けいざいニュース

2020年 東京オリンピック・パラリンピック開催決定

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しょうこ:2020年のオリンピック、東京に決まりましたね。今から7年後が楽しみです。

熱血先生:本当だ。夏のオリンピックが日本で開催されるのは1964年以来の、56年ぶりのことだからね。

けんた:これから東京はどんな風に変わっていくのでしょうか?

熱血先生:これをきっかけに東京はもちろん、日本の景気全体に活気が出ると期待されているよ。オリンピック開催中は延べ1000万人の来場者が見込まれているようだけど、今後、政府と東京都はこれらの観光客を受け入れる設備を整えていく予定だよ。東京都が試算する総工費は約4500億円にのぼるそうだ。

しょうこ:それは大掛かりですね。

熱血先生:そうだね。オリンピックでは、既に使われている施設を整備して使うほか、11の競技場と選手村が新設されるようだ。来年早々に大会組織委員会がつくられて、本格的な準備が始まるよ。

けんた: オリンピック開催となると、スケールが違いますね。

熱血先生:まずは来年の7月に東京の代々木にある国立競技場を取り壊して、2015年の10月には、新国立競技場の建設着工に入ると報じられている。ここは、オリンピックの開会式や閉会式が行われるオリンピックスタジアムになるところだね。それから、道路や鉄道、空港なども順次整備されていくようだ。

けんた:大きな建築物などをつくるのですから、建設会社などにとってはいい話ですよね。

熱血先生:本当だ。東京都は、こうした設備を整えることによって生じる経済波及効果を約3兆円と試算しているようだ。でも、専門家の中には、効果はもっと大きいと考えている人もたくさんいるね。

しょうこ:今回、東京開催が決まったのは、経済にとっても本当に大きなイベントなのですね。

熱血先生:そうだね。開催のニュースを受けて、日本の景気が良くなる期待感から株価は大きく上昇したよ。中でも、けんたくんが考えるように、建設関係の需要が高まることから、建設関連の株価の上昇が目立っていたね。このほかにも都心の再開発が進むとの予想から不動産関連、観光客が増えるという見方ではホテル関連も上昇した。もちろん、スポーツに関連するスポーツ用品、そして大勢の来場者を警備する警備関連も大きく上昇したよ。

けんた:いろいろな業種に影響するのですね。

熱血先生:うん。オリンピックのために公共投資がなされることで、景気が良くなって、人々が消費を活発に行うことが期待されている。それがいい循環になっていけばいいと考えられているね。特に、日本を訪れる外国人も増えることが予想されるけど、観光やサービス業も伸びると見込まれているよ。

しょうこ:うちでは大きなテレビを買いたいと話してますよ。

熱血先生:そういう動きがあちこちで起これば、経済効果はもっと大きくなりそうだ。長い目で見れば、オリンピックの影響を受ける業種や企業は広まっていくと思うな。これまで日本経済は、輸出を中心に利益を上げる外需企業が景気を引っ張っていたけれど、これからは日本国内で利益を上げる内需企業も恩恵を受けると期待されているね。

けんた:7年後に向けて、日本経済が元気になって、日本の選手が大活躍できるよう応援していきましょう。

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