明快◎けいざいニュース

G8サミット(主要8カ国首脳会議)開催

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けんた:このあいだテレビで「G8サミット」の様子をみました。どんな集まりなんですか?

熱血先生:G8サミットのG8とは「Group of Eight」のことで、世界の主要な8カ国の首相や大統領が集まって、1つのテーブルを囲んで国際社会が直面する様々な地球規模の課題について、意見交換をするものだよ。最終的にはみんなで一致した考えを共有し、物事を決定していくんだよ。

しょうこ:「G8」というのはどこの国を指すんですか?

熱血先生:日本を含め、アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、ロシア、イギリスを指すよ。ただし、会議にはこの8カ国の首脳以外にも、欧州連合(EU)から欧州委員会の委員長も参加しているね。

しょうこ: 毎年開催するのですか?

熱血先生:そうだね。G8サミットは毎年行われるんだけど、2013年は6月の中旬にイギリスの北アイルランド、ロックアーンで開催されたね。G8サミットの開催をとりしきるのは、G8の参加国が輪番制で行うんだけど、開催国となった国の首脳がサミットの議長を務める仕組みになっているよ。

けんた:日本でサミットを行うこともあるのですね。

熱血先生:。最近では、2008年の北海道洞爺湖サミット、2000年の沖縄サミットがあったね。

けんた:洞爺湖サミットのことは僕も覚えています。では、今年はどんなことが話し合われたのでしょう?

熱血先生:毎年、世界経済については重要な問題として取り上げられるね。今年の主な首脳宣言として公表されているものの1つには「世界経済の力強さを取り戻すには確固たる行動が必要」というのがあるね。日本からは安倍首相が出席したけれど、安倍首相が経済政策として推し進めている「アベノミクス」についての意見交換も行われ、期待が集まっているようだ。

けんた:世界の期待に応えられるといいですね。

熱血先生:そのほかは貿易に関する話だね。環太平洋経済連携協定(TPP)や、日本・EUの経済連携協定(EPA)、アメリカ・EUの自由貿易協定(FTA)など、日本・アメリカ・ヨーロッパ地域で始まった貿易の交渉を「できる限り速やかにすべての協定の完結をめざす」と宣言に明記されたようだ。

しょうこ:つまり、どんどん交渉を進めていくということですね。

熱血先生:そうだね。あとは、税制に関する話もあったようだ。税金のルールは各国ごとに違うのだけど、最近では世界的に業務を展開している「多国籍企業」も増えてきた。こういった企業などを対象に、公平に、正当に税制が運営されるように各国で協力していこうという内容のものも宣言に盛り込まれているよ。

けんた:話し合いのテーマは幅広いんですね。

熱血先生:うん。話し合いの内容次第で為替レートが動いたり、それぞれの国の経済政策に影響を与えることもある重要な会議だから、世界中が注目しているんだ。
さまざまな国の首脳が集まるわけだから、お互いの意見が食い違うことも多いみたいだよ。

けんた:それでも意見交換しながら、世界で協力していく取り組みは大切ですね。

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