ホーム明快◎けいざいニュース> 電子契約が注目されている

明快◎けいざいニュース

電子契約が注目されている

2020/05/28
image_economicnews106

 けんた:今僕のお父さんはテレワーク中なのですが、今日は契約書にハンコを押さないといけないからって会社に行ってしまいました。せっかく家で仕事ができるようになったのに、なんとかならないのかな。

 熱血先生:けんたくん、じつはまさに今、そのことが問題になっているんだよ。けんたくんのお父さんのように、今は新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、企業は社員が会社に出社せず家で仕事をするテレワークを推し進めている。でもその中で、単にハンコを押すだけ、つまり会社の印鑑を契約書や稟議書などの書類に押印するためだけに出社するケースも出てきて、そこに疑問を感じる人も少なくないんだ。

 しょうこ:「ステイホーム」と言われているのに、ハンコを押すだけのために会社に行くとなると新型コロナウイルスの感染防止にならないですよね。

 熱血先生:その通りだ。そこで今、インターネットを使った電子契約という仕組みが注目されているよ。電子データでやりとりすることによって、スピーディーにかつハンコいらずで契約できるんだ。しかも紙の契約書だと必要な印刷や郵送、印紙代などの費用も削減することが期待できるよ。

 しょうこ:そうなんですね。でもハンコのない契約書って少し不安な感じもします。ハンコの代わりにどうしているんですか?

 熱血先生:ハンコの代わりとしては「電子署名」というものがあるよ。「電子署名及び認証業務に関する法律(総務省ホームページ)」という法律があって、パソコンなどでインターネットを通じて相手方と契約するいわゆる電子契約書については、ハンコの代わりにその法律に定められた「電子署名」を行うんだ。

 けんた:お父さんの会社も導入すればいいのになぁ。なぜまだ導入していないところがあるんだろう?

 熱血先生:それにはいろいろな理由が考えられるけど、例えば取引先の企業に電子契約システムがなかったり、導入するのにコストや手間がかかったりするといった理由があるようだね。みんなが電子契約の必要性を共有して、利用実績を増やしていくことが必要なんだと思うよ。

 しょうこ:この先紙の契約書がなくなれば、印刷したりハンコを押したりする手間もなくなる分、仕事の効率も上がりそうですね。新型コロナウイルスの感染拡大でいろいろ大変だけど、これをきっかけに便利な仕組みが広まっていくといいですね。

イメージ