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18歳でもクレジットカードは作れる?

2019/12/24
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 しょうこ:最近、お店で支払うときに現金ではなくカードを使う人が増えましたね。

 けんた:以前、キャッシュレス決済のことを教えていただきました。「現金より、電子マネーやアプリを使って支払いをした方が、ポイントを還元してもらえるからお得」ということが影響しているのでしょうか。

 熱血先生:そうかもしれない。今、国を挙げてキャッシュレス決済を推し進めているからね。

 けんた:カードといえば、クレジットカードが思い浮かびますが、そもそもどのようなものなのでしょうか。

 熱血先生:クレジットカードというのは、買い物をする利用者が支払う代金を、クレジットカード会社が一時的に立替えるシステムのことだよ。そして利用者は、後にクレジットカード会社から請求書を受取り、支払いを行うんだ。

 しょうこ:利用者やお店にとって、クレジットカードを利用、導入するメリットってどんなものがあるんですか。

 熱血先生:利用者にとっては、欲しいものを買う時に持合わせのお金がなくても、クレジットカードがあれば買い物ができる。またカード決済を導入するお店(加盟店)にとっても、利用者に気軽に買い物してもらいやすくなるというメリットがあるんだ。そしてカード発行会社は、加盟店から手数料をもらうことで収益を得ることができるんだ。

 しょうこ:では、クレジットカードは、利用者、加盟店、そしてカード会社のみんなにとってメリットがある仕組みなんですね。
ところで、クレジットカードは誰でも作ることができるんですか?

 熱血先生:一般的には「高校生を除く18歳以上」から作ることができるよ。だから、君たちも高校を卒業して大学生や社会人になったら対象になるね。ただし未成年だと親権者の同意が必要になる。カード会社にとっては、一時的に利用者のお金を立替えるわけだから、支払える見込みがない人にお金を貸して後で返してもらえなくなる状況は避けたいよね。だから、利用者がカードを作る際には、その人の経済状況などを把握して信用できるかどうかなど、厳しい審査が行われるよ。

 しょうこ:そういえば先日、成年年齢が18歳に引き下げられるって、ニュースで紹介していましたが、そうなると未成年の基準も変わってきますよね?

 熱血先生:そうなんだ。現在、未成年は20歳未満を指すんだけど、民法改正によって、2022年4月からは成年年齢が引き下げられ、18歳から成年として認められるようになる。例えば、親権者の同意がなくてもクレジットカードを作ることができるようになるんだ。

 けんた:そうなると、カードを作る人が増えそうだなぁ。

 熱血先生:そうだね。でもカードを作るにあたっては、気を付けておきたいことがあるんだ。クレジットカードの契約を自分ひとりでできるようになるということは、同時にそれに伴う責任もひとりで背負うことになる。
さっき言ったとおり、クレジットカードは手持ちのお金がなくても買い物ができる便利なものだけど、もしカードを使いすぎてカード会社への支払ができなくなったら、負債を抱えたままになってしまう。これはカードに限った話ではないけど、便利になるからと安易に利用するのではなく、きちんと仕組みや制度を理解したうえで、成人として責任ある行動を選択する必要があるね。

 しょうこ:確かにお金をその時持っていなくても買い物ができてしまうわけだから、ついつい歯止めが効かなくなってしまうという怖さもあるわけですね。

 熱血先生:クレジットカード会社への支払いができないと延滞金がかかるだけでなく、個人の信用が失われ、その後、カードを作りにくくなったり、住宅ローンなどを借りたいと思った時に支障をきたす場合もあるんだ。

 けんた:カードは便利だけれど、利用には注意が必要なんですね。僕も将来使う時は、自分のお金の状況やどれだけ使ったのかをしっかりと把握したうえで、無理のないように利用しようと思います。

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