明快◎けいざいニュース

節電の影響で、暑さ対策商品の売れ行き好調

イメージ

しょうこ:昨日、家族で扇風機を買いに行ったのですが、欲しい商品が売り切れで買えなかったんです・・・。

熱血先生:今年の夏は、節電対策でクーラーの代わりに扇風機を使おうと考えている人が多いんだ。だから、早くも6月の半ばくらいから扇風機の品薄、売り切れの状態が続いているようだね。去年の3倍から5倍くらいの売り上げが見込まれているようだよ。

けんた:そんなにたくさん! でも、扇風機だと、クーラーの何倍も節電できるみたいですからね。

熱血先生:そのようだね。音が静かでおしゃれなタイプ、羽がないタイプとかいろいろあるけれど、値段が高いものも売れてるようだね。扇風機の売れ行きが好調な背景には、企業がまとめ買いしている影響もあるよ。7月1日から東京電力、東北電力管内で電力の使用が制限されているけれど、たくさん電気を使う企業には15%の電力削減が課されていて、それを達成できないと罰則が設けられている。企業はオフィスやお店で使う電球をLED電球(発光ダイオード)に変えていることもあるから、売れ行きが好調なんだ。

しょうこ:企業も工夫して節電対策しているんですね。

熱血先生:でも、節電を頑張りすぎて暑いのをガマンしたらダメだよ。熱中症にならない程度に部屋を冷やしたり、水分も取らないとね。乳製品やお菓子メーカーは、猛暑でアイスクリームを食べる人が増えると見込んで、商品を増産しているところもあるぞ。

しょうこ:たしかに、夏はアイスクリームをたくさん食べますね。

熱血先生:できるだけ暑さをしのげるように、会社で働くときに軽装(クールビズ)を許可しているところも多いので、ポロシャツやチノパンなどが売れているよ。家庭では、熱を遮断するカーテン、熱を吸収する寝具や、高機能の日傘、扇子などを購入する人が増えているんだ。

けんた:節電は大変だけれど、関連の商品がたくさん開発されたり、売れたりして、いいこともありますね。

熱血先生:そうだね、先日発表された2011年6月の「全国百貨店売上高」では、4ヶ月ぶりに前年の同じ月の数字と比べてプラスになったようだ。暑さ対策の商品の売れ行きが良かったのが影響したね。

けんた:なるほど。

熱血先生:そうそう、節電は意外な商品にも影響しそうだよ。企業では業務の開始時間を早めると同時に、退社時間も早くするサマータイム制を導入したところも多い。働いている人は早く帰宅できるから、家族と過ごす時間が多くなるよね。それで、家族でできるボードゲームやカードゲームの売れ行きがよいそうだ。

しょうこ:最近お父さんの帰りが早いから、みんなでできるゲーム、買ってもらおうかな・・・。

熱血先生:節電対策で、夏休みを長くする会社も多いね。会社員などを中心にライフスタイルが変わる人も多いだろうけれど、今までより家族と一緒に過ごす時間が増えるのはいいことだよね。

イメージ