明快◎けいざいニュース

東日本大震災の影響による電力不足

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熱血先生:2011年3月11日の東日本大震災では、大津波や原子力発電所の事故などが引き起こって、被害がとても大きくなってしまった。

けんた:今も余震が続いているし、被災地ではたくさんの人たちが避難所での生活を続けています。

熱血先生:今回の震災は、被災地はもちろん、日本経済全体にも大きな影響を与えたんだ。

けんた:どんな影響を与えたんですか?

熱血先生:震災による経済への悪影響はいろいろあるけれど、そのうちのひとつに電力不足があげられるね。

しょうこ:私の家でも計画停電があって、夜宿題ができなくて困ったときがありました。

熱血先生:震災で関東地域に電力を供給している福島県の原子力発電所が停止してしまったから、首都圏でも電力が足りなくなってしまったんだよ。家庭やオフィスでは春のうちは冷暖房をあまり使わないから計画停電はいったんなくなったけれど、夏の暑い時期には冷房の使用が増えるから、また電力が大幅に足りなくなると予想されているんだよ。

けんた:お父さんが「停電になったら、会社のコンピュータが使えなくなってしまうから大変だ」と言っていました

熱血先生:もし突然大規模な停電になってしまったら、鉄道もストップしてしまうし、デパートやレストランなども営業できない。工場も機械が動かなければモノが生産できないから、普段の生活にも影響がでてくるなど、日本経済に大変な影響をもたらすよ。

しょうこ:そうですか・・・。家では今、私は電気をできるだけ使わないようにテレビを見る時間を減らしたり、お母さんは使わない時はコンセントを抜いたり、家族みんなで工夫しています。

熱血先生:今年の7~9月には企業などにピーク時間帯の電力の使用制限を求める「電力使用制限令」が発動される見込みだ。多くの企業が、エアコンの温度を低くしすぎないように設定したり、通常より長く夏季休業を設けたりする計画を立てているようだね。また輪番休業といって、順番に店舗や工場を休業することを考えている企業もあるようだ。

けんた:僕ももっといろいろ工夫してみます。

熱血先生:それから、これまでは電力を原子力発電に頼る部分が多かったけれども、他の方法で電力の供給を増やすよう対策が進められているんだよ。例えば、太陽や風力など自然のエネルギーは、もっと有効に使えないかと注目されつつあるんだ。太陽光発電、風力発電のほかに、地熱発電や海水の流れを利用する潮流発電というのもある。特に太陽光発電は、数年前から国の後押しもあって、導入量は増えているね。

しょうこ:自然のエネルギーかぁ。安全に便利に使えるエネルギーが増えるといいですね。

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